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発達障害を持つ子の保護者の本音-直接言われた男性指導員に求める姿

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町屋
辛いのは親だけじゃない 子どもも苦しい

親が日々の子どもへの対応に疲れている顔をしていることが多いが、子ども自身も情緒不安定になっていることが多い。子どもの安定のためにも保護者をフォローし、保護者が安定すると、子どもも安心して安定していくというプラスのサイクルに転換していくことになる。

町屋
発達障害という呼称は古い 今は特性

発達特性と言われ始めてる経緯と、その広がり具合を解説。感覚として、発達障害とどのように違うのか。言い換える意味を伝えることで保護者の気持ちを軽くする。また、保育者の意識転換へと繋げる。

町屋
男の先生お休みですか? 言った保護者の本音

度重なる問題行動にお疲れ気味な保護者。パワフルで大暴れすることもある男児を抑えて欲しい様子の保護者。男性指導員不在の日、女性(年配)指導員だけでの対応を不安視しているような様子が見られた。

町屋
男性指導員に求めるのは父性と兄性?

子育てに余裕がなくなることが多くなりがちな、発達特性を持つ子どもの子育て。お互いの余裕の無さから、ひとり親家庭になってしまっている家庭が目立つ。
もしくは父親が無関心の場合も。

子どもは男性指導員に、厳しく叱ってくれたり時には寛大だったりする父性と、全力で遊んで引っ張っていってくれる兄性を求めている場面が多い。

町屋
子どもへのアプローチ 誰の話でも聞ける子に

関係づくりが上手くいくと、子どもは信頼する相手の話はよく聞くようになる。

そこから、我が子のパワフルさから保護者が不安視していた、男性指導員不在時の子どもの活動についても布石を置けるよう、日々の子どもとの会話を積み上げる。

町屋
保護者の安心と笑顔につなげる

個々の得手不得手を踏まえ、女性(年配)指導員にしか出来ない関わり方を中心に、子ども達との信頼関係を築けるよう話し合いを重ねる。

元気が余っている子どもと渡り合えるような工夫の元、子ども達への声掛け女性指導員が子どものパワフルさに押されて一歩引くことなく関わっている日常を保護者の目にも触れられる形にすることで、安心へと繋げる。

目次

発達障害を持つ子の保護者の本音-直接言われた男性指導員に求める姿

発達特性の有無に関わらず、学童指導員は色々いていい

女性だけいても、男の子の気持ちに気付いてあげづらく、男性だけでも女の子がやりづらい。異性の指導員には頼みにくいこともあれば、同性の指導員には相談しづらいこともある。更に、色々な年齢の指導員がいた方がいい。

どうして色々いた方がいいんだろうか

学童保育は、家庭の代わりではあるが、家庭だけでは経験できない多様な大人と関わる機会を得ることが出来る。

父子家庭の場合、女性職員を母親代わりに感じることもあり、母子家庭だと、父性が慢性的に不足する。お祖父ちゃんお祖母ちゃんとの関わりが無い子には、それに似た関わりを得ることができたりもする。

町屋
ケン爺と工作するときだけは苛々しない

元芸術系の教室の先生でもあるケン爺(仮称)と呼ばれる60代の男性指導員(非常勤)が大好きな大暴れ癖がある子の事例を出す。

身体を使ったダイナミックな遊びも子ども達は男女問わずやりたがる。

特に低学年児童はケン爺によじ登ってくる子もいて、高い高いをしてもらいたい子もいる。

男性は女子児童に触れたらセクハラ?

男性指導員が女子児童に触れることをセクハラと言って批判する世の中だが、多くの意見を踏まえつつ、慎重に対応する必要がある。全てを子どもとの関係性・保護者との信頼関係等によって、対応の方法や考え方は様々だという内容。

逆に、女性指導員が男児とのやり取りをする際も、同様の配慮が必要ということも見落とされる傾向にあるが言及する。

「あなたに発達障害の子どもを持つ親の気持ちなんてわからないですよね?」と言われたら?

明らかに指導員の対応がキッカケで怒っている風なので、「何か気に障る言い方になっていたのなら、申し訳ないです。

私がもし似た立場でも、気持ちを全て理解することはきっと出来ていないと思いますが、今、お母さん(お母さんと仮定)がしんどそうなことはわかります。」等、
自らの発言の不備を謝罪し、心労を労う言葉をかけます。

絶対に相手を否定するような、反論するような返答はしないようあらかじめ伝えておきますが、もし、そこを、相手の苛立ちに飲まれて「そんなことないです!」等言っていた場合、「先日は熱くなって申し訳ありませんでした」といった謝罪をするよう伝えます。

また、自分も後輩の男性指導員の言動には触れず、少し日にちを置いてからそれとなく最近の子どものポジティブエピソードを話してから「お家ではどうですか?」といった話をしたりしてみます。

発達障害を持つ子の保護者が男性指導員に求める姿

子どもは明らかに不足している父性を求めていること。

ワンオペ育児になりがちな発達特性を持つ児童のお母さんが、自分とは全く違う関わり方をする男性指導員に信頼を寄せた経緯。

また、女性指導員だけだと不安と言った気持ちは母親ワンオペ育児に対する不安の表れだった。

父親を育児に巻き込む方法や指導員としてできること。

これも一例ではあると最後に一言添える。

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