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離乳食期の赤ちゃんとおせち | 食材や注意点のまとめ

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こんにちは、町屋です。
育児ブログを見て頂きありがとうございます。

当記事について

  • 赤ちゃんとおせち
  • 初期・中期・後期の注意点

こんな悩みを解決します。

赤ちゃんにもおせちを食べさせたい。

10カ月位から大丈夫?

離乳食のおせちレシピが知りたい。

町屋
令和2年生まれbabyにとっては初めての年越しですね。
目次

離乳食期の赤ちゃんとおせち | 食材や注意点のまとめ

お正月といえば、おせち料理ですが、赤ちゃんって、おせち料理を食べられるのでしょうか?
赤ちゃんとお正月を楽しむために、お正月に気をつけたい注意点、おせちやお雑煮からのとりわけについてまとめました。

おせちの注意

もともと、おせちはお正月の間中、ずっと食べているものでした。

そのため保存用に味付けが濃くなっています。

つまり、おせちは赤ちゃんが食べるのにむいているとは言い難いのです。

初めての食材と注意点

お正月は病院がいつも通りにあいていないので、すぐには受診できません。

そのため、初めて食べるもの、喉に詰めてしまいそうなものに注意し、赤ちゃんが食べてしまうことがないように気をつけましょう。

アレルギーに注意

アレルギー症状を避けるため、お正月の間に初めて食べる食材にトライするのはやめておきましょう。

特に、おせちには特定原材料7品目のうち、卵・えび・かにが使われているものが多くあります。

黒豆は、特定原材料に準ずる21品目に含まれている大豆の一種です。

大晦日のおそばにも注意してください。

特定原材料7品目
  1. えび
  2. かに
  3. 小麦
  4. そば
  5. 落花生(ピーナッツ)
特定原材料に準ずるもの21品目

アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン

参照:
>>東京都福祉保健局「一般用加工食品(アレルゲン)」

お餅・お豆に注意

お餅が原因となる窒息事故は、12月から1月の年始年末シーズンに集中しているそうです。

豆、ナッツ類も、窒息の恐れが高い食品。

お餅、お豆も気をつけなくてはいけません。

咀嚼の力が十分ついたことを確認しながら、しっかりとした管理のもと、三歳以降から食べ始めるのが良いとされています。

参照:
>>東京都「お餅による窒息事故に注意!年末年始に多く発生しています!」

>>消費者庁「メール、Twitterのご紹介 > 過去の「子ども安全メール from 消費者庁」

>>母子栄養協会「赤ちゃんはお餅をいつから?離乳食レシピ

目を離しがちな親戚の集まりに注意

お正月、親戚の集まりに赤ちゃんと参加する場合、特に赤ちゃんの誤飲・誤食に注意しましょう。

大勢の大人がいるとつい「誰かが見てるだろう」になりがち。

おつきあいもあるかと思いますが、決して目を離さないでください。

お酒の入った人もいるであろう席ですので、赤ちゃんの食事事情に詳しくない親戚による「○○ちゃん、あーん」にもご注意を。

離乳食時期と食べられる食材

  • 初期
  • 中期
  • 後期

それぞれで考えていきます。

離乳食初期の赤ちゃんとおせち

10倍粥をすりつぶしたものをひとさじ程度からスタートしている時期です。

食べられる食材はまだまだあまりないので、おせちメニューに無理にこだわらずにいつもの10倍粥でも良いでしょう。

お正月くらいゆっくりしたいですし、市販の離乳食に頼っても大丈夫ですよ。

とりわけできるおせち

筑前煮など、火が通ったところでにんじんをひとかけらとりわけ、裏ごしでペーストにしてあげるなど。

お雑煮のお汁からほうれん草、小松菜などをとりわけてペーストにしても。

離乳食中期の赤ちゃんとおせち

自宅で作るおせちメニューであれば、味付け前にとりわけてあげることで食べられるものがあります。

舌でつぶせる程度の柔らかさのものを選んであげましょう

とりわけできるおせち

栗きんとんの裏ごしさつまいもを味付けする前にとりわけることで離乳食になります。

紅白なますは、完成品もひと手間かければ食べさせることができます。

お雑煮のお汁をとりわけて味を薄め、おじやにするのも良いでしょう。

とりわけからのアレンジ

栗きんとん・途中でとりわけ
  1. 裏ごししたさつまいもを味付け前にとりわける
  2. りんごジュースや粉ミルクでのばして食べやすくする
紅白なます・途中でとりわけ
  1. 紅白なます用に千切りにした人参と大根をとりわける
  2. 食べやすいように細かく刻む
  3. くたくたになるまで出汁で煮る
紅白なます・完成品のとりわけ
  1. 紅白なますをとりわけ、食べやすいように細かく刻む
  2. 出汁で湯がいて酸味を薄める
  3. 舌でつぶせる程度までそのまま煮る
  4. 7倍粥に混ぜて紅白粥にする

離乳食後期の赤ちゃんとおせち

個人差はありますが、食べる量が増えてくる頃。

この時期の食べ物のかたさは、バナナくらいがめやす。

盛りつけを工夫することで、おせちの雰囲気に近づきます。

とりわけできるおせち

茶碗蒸しの材料からとりわけて薄味にして蒸せば、赤ちゃん茶碗蒸が作れます。

お雑煮のお汁でおうどんもできます。

手づかみ食べには、茶巾風にしたさつまいもの裏ごし(きんとんからとりわけ)や、小さなおむすびをおせち風に並べたものも。

とりわけからのアレンジ

お雑煮風すいとん
  1. お雑煮のお汁をとりわけ、味が濃ければ調整する
  2. 小麦粉に水を少量加え、よく練る
  3. 煮たったお汁に練った小麦粉を小さくちぎって入れ、柔らかくなるまで煮込む
  4. 食べやすい温度にさます
黒豆蒸しパン
  1. 黒豆をとりわけて、半分に刻むか潰す
  2. 小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖少々を混ぜて生地を作る
  3. 牛乳(豆乳)を加え、細かくした黒豆をざっくり混ぜる
  4. 生地をアルミカップの半分くらい入れる
  5. フライパンに薄くお湯をはり火にかけ、沸騰したらアルミカップを並べて弱火で蒸す
黒豆ミルク(豆乳)寒天
  1. 牛乳(豆乳)と黒豆の煮汁を混ぜてほんのり温める
  2. 粉寒天を指定の分量の水と一緒に火にかけてよく混ぜる
  3. 1と2を混ぜて型に入れ、あら熱がとれたら冷蔵庫で冷やし固める

まとめ

行事食は大切だけど、もう少し先になってからでも大丈夫。

がんばりすぎずに、家族でゆっくりお正月を過ごせるほうがまだまだ赤ちゃんのためになる時期なんじゃないかなあと思います。

どうしてもということであれば、紅白を意識して盛りつけるなどの工夫でもお正月気分が増しますよ。

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