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こども園と幼稚園の違い | メリットや保育時間について解説

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こんにちは、町屋です。
育児ブログを見て頂きありがとうございます。

当記事について

  • こども園と幼稚園は違います
  • 一号・二号・三号
  • こども園とは?

こんな悩みを解決します。

こども園のメリットって何?

1号・2号・3号とか違いがよくわからない。

幼稚園とこども園はなにが違うの?

保育時間やあなたの就業体型等を踏まえて、こども園と幼稚園の違いについて解説します。
目次

こども園と幼稚園の違い | メリットや保育時間について解説

こども園と幼稚園の違いは法律によって決められています。

こども園とは何か?1号・2号とは何か?

なるべくわかりやすく書いていきますね。

こども園と幼稚園の違い

主に就労する保護者とその子供をサポートする保育園と、学校教育法に基づき教育を目的とする幼稚園の違いは比較的わかりやすいと思います。

では、幼稚園と同じく保護者の就労に関係なく入園できるこども園との違いはどうでしょう。

ちょっとわかりにくいこども園と幼稚園の違いをまとめてみました。

一号・二号・三号

ところで、入園となると必ず

  • 一号
  • 二号
  • 三号

という番号が耳に入るのようになります。

これは、平成27年に始まった「子ども・子育て支援新制度」による認定の番号。

どのような教育・保育が認定を受けられるのか、家庭の状況に応じて居住している市区町村が認定するのです。

幼稚園によっては、認定制度への移行をしていないこともあります。

一号認定

次に当てはまるのが、一号認定です。

  • 3歳~5歳の子供
  • 保育に必要な事由に該当しない
  • 教育標準時間(4時間くらい)での保育

幼稚園・こども園に入園できます。

入園申込みは、園へ直接することになります。

二号認定

次に当てはまるのが二号認定です。

  • 3歳~5歳の子供
  • 保育に必要な事由(保護者の就労・病気・出産・育児・介護・災害復旧など)に該当する
  • 保育標準時間・保育短時間での保育

こども園・保育園に入園できます。

入園申込みは、市区町村に申請し認定を受けてから申込みをします。

三号認定

次に当てはまるのが三号認定です。

  • 0歳~3歳の子供
  • 保育に必要な事由(保護者の就労・病気・出産・育児・介護・災害復旧など)に該当する
  • 保育標準時間・保育短時間での保育

保育所 ・ 認定こども園 ・ 地域型保育が利用できます。

入園申込みの手順は、二号認定と同じです。

参照:
>>内閣府「よくわかる「子ども・子育て支援新制度」

 

こども園とは?

では、具体的にこども園とはどんな施設なのでしょう。

こども園の概要

こども園とは、認定こども園制度で認められた施設で、幼稚園と保育所を合わせたような特性を持ち、地域の子育て支援も実施する施設です。

通うのは、0歳から5歳の子供たち。

3歳から5歳の子供は、保護者の就労状況に関係なく入園できます。

管轄は内閣府です。

教育・保育時間

  • 0歳~2歳:三号認定。利用時間は夕方まで。長期休みなし。延長保育も園によりあり。
  • 3歳~5歳:一号認定は教育標準時間。長期休みあり。オプションの延長保育利用可能。
  • 二号認定:夕方まで。長期休みなし。延長保育あり。

先生は?

幼保連携型の場合、幼稚園教諭免状と保育士資格の両方を持っている必要があります。

その他の認定こども園は、3歳未満の保育にあたる先生は保育士資格が必要、3歳以上は両方持っていることが望ましいとされています。

こども園のメリット

幼稚園型こども園は幼稚園教育要領に基づいており、保育園機能が必要だけれど教育機関としての機能を望む保護者にとってありがたい存在といえるでしょう。

また、数は少ないもののそのまま小学校へ内部進学できる私学の附属こども園も存在します。

3歳以降は保護者の就労状況に影響されないので、在園中に退職したとしてもそのまま通い続けられるのもメリットです。

参照:
>>内閣府「認定こども園概要」

認定こども園制度

両親ともにフルタイムワーカーである家庭の増加、核家族化がすすみ、未就学児へ提供される教育・保育環境の見直しがなされました。

そして、平成18年10月から認定こども園制度がはじまったのです。

認定こども園制度とは

それまでそれぞれの役割を果たしてきた幼稚園・保育所等のうち、必要な機能を有する施設を都道府県が認定こども園として認定するのが、認定こども園制度です。

認定に必要な機能とは、次のふたつ

  1. 未就学児の教育・保育をする機能
  2. 地域の子育てを支援する機能

認定こども園制度で認められるのは

  • 幼保連携型
  • 幼稚園型
  • 保育所型
  • 地方裁量型

地域の現状に合わせて選べるようになっています。

参照:
>>文部科学省「1認定こども園について」

 

幼稚園とは

幼稚園についても紹介していきましょう。

幼稚園の概要

幼稚園は、主に小学校入学にむけての準備を行う教育機関。

遊びを重要な学習としてとらえ、幼稚園教育指導要領に従ったカリキュラムにより組織的・計画的な指導をしています。

管轄は文部科学省です。

通うのは、3歳から5歳の子供たち。

最近は、預かり保育や未就園児むけのプレ幼稚園などダブルワーカーの家庭に優しい取り組みも導入されつつあります。

幼稚園の教育時間

教育時間は、教育標準時間となるおよそ4時間。

登園は朝8時半~9時くらい、降園は普段が14時~15時くらいで曜日によりお昼前後という感じが多いようです。

オプションの延長保育・預かり保育がある園も。

夏休み、冬休み、春休みなどの長期休みがあります。

先生は?

幼稚園の先生は、幼稚園教諭普通免許状(専修、一種、二種)を取得している必要があります。

学校教育法による資格です。

幼稚園のメリット

教育機関であることが一番の特徴。

そのため、力を入れている教育活動やお稽古など、個性豊かな教育が実施されています。

また、私学の附属園の多くは幼稚園なので、エスカレーターを希望する場合でも選択肢が多いというメリットもあります。

参照:
>>文部科学省「幼児教育の意義及び役割」

まとめ

こども園は内閣府が管轄する施設で、幼稚園・保育園両方の特徴を併せ持っています。

それに対して幼稚園は文部科学省が管轄する教育機関であり、学校の一種です。

こども園も幼稚園も、それぞれの良さがあります。

保護者のライフプランと子供の教育プランをよく考えて、選んでくださいね。

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