MENU

給料の67%が貰える【男性の育休】副業もOKなのでメリット多め理由を解説

  • URLをコピーしました!

今回の記事を読むと、男性が育休をとるメリットや給付金の具体的な金額がわかります。

厚生労働省の調査によると、男性の育休取得率は約5%だそうです。

男性にもかなりメリットのある「育休」、国で決められた制度なのでしっかりと内容を理解して子供の為に休みをとってしまいましょう!

最後には育休中のちょっとした裏技を書いていますのでご確認ください。

それではお付き合いください。

目次

給料の67%が貰える【男性の育休】副業もOKなのでメリット多め理由を解説

育児休業給付金とはどんな制度か?

子供が2歳になる前日まで雇用保険が収入をサポートする国が認めた制度です。

仕事を続けるパパは、赤ちゃんが1歳に達する日(法律では誕生日の前日)まで、会社に育児休業を申し出ることができますが、この期間は原則的に給料は出ません。

そこで本人が加入している雇用保険組合から生活を援助する目的でもらえるのが育児休業給付金です。

保育所・幼稚園の入所待ち、あるいは配偶者の死亡や病気などの特別な理由がある場合は、申請すれば子供が1歳6ヶ月に達する日まで、さらに同様の状態が続く場合は2歳に達する日まで育児休業を延長できます。

延長に伴い、育児休業給付金も最長で2歳に達する日の前日まで受給できます。

また、「パパママ育休プラス」という制度があり、両親とも育児休業を取る場合の特例です。

パパも育休を取得する場合、休業可能な期間が1歳2ヶ月に達する日、残りの2か月分は、パパかママのどちらかにプラスできます。

結局いつ?いくらぐらいもらえるのか?

育休を検討している男性が最も気にするポイントが「実際に貰えるお金」だと思います。

月給の67%(50%)が休んだ期間分貰えます。

育児休業給付金の支給額は、育児休業開始から180日目(6ヶ月目)までは月給の67%、181日目からは50%を休んだ期間分貰えます

以前は育休の全期間50%でしたが、パパたちの育休取得を促すことを狙いとして最初の6か月が増額されるようになりました

育児休業給付金の支払いは2ヶ月分まとめて2か月ごと、手続きは会社側が行うのが一般的です。

ただし、初回の育児休業給付金申請は、支給対象の初日から4ヶ月が経過した月の末までに手続きを行えばよいことになっています。

育休をとる意思がある場合は、3カ月前には相談、遅くとも出産の1か月前までには書類の手続きをした方が良いです。

支給開始後は2カ月ごとに給付金がもらえますが、初回の給付金支払いは、育休が開始してから4ヶ月後になるケースもあります。

空白期間の生活費のやりくりには注意をしましょう!

男性の育休【給付金の例】

育児休業給付金の貰える金額の目安について、月給25万円で赤ちゃんが1歳になるまで休んだ場合

  • 25万円×67%=16万7,500円
  • 25万円×50%=12万5,000円

(16万7,500円×6ヶ月)+(12万5,000円×6ヶ月)=175万5,000円

月給が25万円の場合、最初の6ヶ月は67%の16万7,500円が、残りの4ヶ月は50%の12万5,000円が、毎月の育児休業給付金の支給額となります。

ここで朗報
上記の支給額は「総支給額」です。育休中は社会保険料が免除となります。
また、「総支給」という事は、交通費・住宅手当・食事手当・ユニフォーム代などなど、会社独自の手当てについても「総支給」にカウントされます。

育休中に給料が出る場合は支給額が調整されることもありますので要注意です。

育休中に会社から月給の8割以上が出る場合は給付対象にはなりません。

半育休と言われるのですが、月に数日働く事も出来ます。
25万円の80%は20万円です。育児給付金+給料で20万を超えると育児給付金が0(ゼロ)になります。

育児休業給付金でもらえる金額には上限がある

ここまで育休の制度を見ていくと、いいことしかないからとる!!!と言う人がいると思います。

俺、月給100万円だから働かなくても67万円もらえる!!

私、月給1000万円だから育児をしながらでも670万円もらえる!!

そんなに国の制度は甘くないです。

給付金の月額の上限は支給が67%の時は30万1,299円、50%の時は22万4,850円と決められています。

育休で最もうまみがあるのは、月給50万円くらいの人で、育児給付金の恩恵を最大限に受けられます。

給料がいくら高くてもこの限度額以上はもらえないので、実質67%(50%)を下回る場合もあります。

どんな人が育児休業給付金をもらえるのか

  • 雇用保険に加入している
  • 育休前の2年間のうち1か月に11日以上働いた月が12ヶ月以上

この条件をクリアすれば契約社員やパートでもオッケーです。

ただし育児休業給付金をもらうには次の条件をクリアしないといけません。

先にも少し触れましたが。

  • 育児休業期間中の各1か月ごとに、休業開始前の1か月当たりの賃金の8割以上のお金を勤務先からもらっていない
  • 休業している日数が月に20日以上

つまり裏を返すと…。

月に10日弱働いて、数万円(80%こえない)稼ぐことは出来ます。

この制度を半育休と言います、つまり半育休+育休を利用することで多少なりとも稼げてしまいます。

しかし本来の目的である育児という点から、月に10日以上働いたり月給の8割以上稼いでしまうと制限がかかるようになってるというところです。

そんなに余裕があるなら普通に働けるでしょ?と国から言われているようですね。

育児休業給付金がもらえない人の条件

  • 雇用保険に加入していても育休を取らずに仕事復帰する
  • 妊娠中に勤務先を退職
  • 育児休業開始時点で育休後に仕事を辞める
  • 雇用保険に入っていない
  • 専業主婦
  • 自営業
  • フリーランス
  • パート・アルバイト(雇用保険の条件を満たしていない場合)

育休はもちろん男性も取れますし、育児休業給付金も要件を満たしていれば貰うことができます。

ママと二人同時にとれるので、育児休業期間中の前半後半で分けて、それぞれが給付金をもらうといったことも制度上は可能です。

ただ心情的には職場の理解があると安心なので、勤務先の人事にまずは相談してみましょう。

どのようにすれば給付金がもらえるのか

勤務先に育休期間を申告し指定の用紙を入手、育休前に用紙に記入し勤務先へ提出しておけば会社の担当者がハローワークへの手続きをしてくれます。

育児休業給付金の手続きは、基本的に勤務先が本人に代わって行ってくれることが多いようです。

どれくらいの育児休業を取るのか?など、勤務先の担当窓口とよく相談し、意思の疎通、情報の確認をきちんとしておくことが大切です。

勤務先に提出する書類

  • 育児休業給付受給資格確認票
  • 育児休業基本給付金支給申請書

必要事項を記入して勤務先に提出、休む1ヶ月前や、職場の就業規則で決められた時までに育児休業申請書と合わせて、事前に受け取った書類に本人が必要事項を記入捺印して、勤務先に提出します。

この時に振込先に指定する金融機関の確認と、印鑑鑑あるいは通帳のコピーも必要です。

  • 勤務先がハローワークに各種書類を提出、2ヶ月ごとに給付金が振り込まれます
  • 2か月ごとに追加申請が必要ですが、多くは会社が代理申請してくれます
  • 自分で申請する時は期限に注意しましょう。

育児休業給付金の Q & A

育児休業給付金をもらっている間は、パパの扶養に入れるの?
配偶者控除は?

扶養の考え方に関して税金と社会保険では考え方が異なります。

税金については年収が150万円以下であれば、パパの収入から配偶者控除を満額受けられますし、社会保険に関しては、保険料が免除になっているとはいえ、本人が被保険者のままなのでパパの扶養家族として健康保険に加入することはできません。

育休中に2人目を妊娠したらどうしたらいいの?

制度上はOKなので、職場で育休が認められれば給付金と休みがもらえます。

基本的には、育休前の2年間に月21日以上働いた月が12ヶ月以上ないと受給資格は得られません。

ただし、第2子の育休開始前2年間に、産前産後の休業期間や、第1子の育休期間がある場合、原則の2年間にその期間を加えることが可能です。

第1子の育休中に第2子を妊娠し、育児休業を取得するときは、第2子の産休が始まる前日までで第1子の育児休業は終了しますが、受給要件を満たしていれば第2子の育児休業給付金は支給されます。

歩合制なので月給が定額ではない、その場合の給付金の金額は?

過去6ヶ月分の平均額が基本となります。

毎月の給料に差がある場合は、育児休業開始前の11日以上働いた直近の6ヶ月分の給料を合計して180日で割った金額に30をかけます

これが休業開始時の賃金月額です。

これに最初の6か月は0.67、それ以降は0.5をかけたものが毎月もらえる育児休業給付金の金額となります。

保育所が決まらない、支給期間途中で延長したい時は?

支給期間の途中で延長したい時は、下記のいずれかの時に「育児休業基本給付金支給申請書」に必要な記載を行い、延長理由にあたることを確認できる書類を添えて提出すれば6ヶ月、さらに同様の状態が続く場合は6ヶ月と最長12ヶ月の延長が可能です。

申請書の他に必要な書類

市区町村が発行した、保育所の入所不可の書類など、当面保育所に入れない事を証明する書類が必要です。

  • 離婚したあるいは死別した場合:世帯全員について記載された住民票の写しや母子健康手帳
  • 保育を予定していた配偶者などが重い病気や障害を負ったとき:配偶者の状態についての医師の診断書

育休中は副業が認められている【育休+副業】

育児休業給付金で67%貰えるとはいえ、収入が下がるのは事実です。

先に書いた通り、給付金には様々な制限があります。

  • 半育休は認められているが時間や金額の上限がある
  • 6か月以降はもっと給付金が下がる
  • 勤務先から80%を超える給料が出る場合は、給付金がゼロ円になる

しかしこれらの条件をすべてクリアする方法が一つあります。

副業は育児休業給付金との併給が可能

現在勤務している会社での、労働の対価として支払われる給与が、支給制限の対象となります。

つまり、他社での勤務であればOKです。

育児休業中に他社で勤務をした場合、給与については制限はありませんが、日数・時間は就業している日が10日を超え、かつ80時間をこえると、育児休業給付金は支給されないという制限があります。

つまり短時間で高い給料の仕事がねらい目です。

更に新情報として。

アフィリエイトやブログの収入やクラウドソーシングでの勤務(全て自宅で可能)による収入は、それに費やす時間や日数や金額に制限がない事はハローワークに確認済みです。

少しまとめると…。

  • 副業はしても良い(制度として認められている)
  • 他社での就労については金額の制限はないが、時間と日数制限はある
  • アフィリエイトやクラウドソーシングについては、時間・日数・金額の制限はなし

副業と半育休の具体例

もう少し具合例を書いていきます。下記の例は全て育休の制度上認められているものです。
どれが自分に向いていて、金銭的に余裕がでるでしょうか?

1人目:小泉さん(男性)

  • 30歳で趣味はマラソン、体力に自信あり
  • ユニクロの正社員で勤続10年
  • 給料は25万円
  • 第1子が誕生するので、男性では珍しいが育休をとる事にした
  • 育児給付金は25万円の67%なので、約16万円支給される
  • 金銭的に不安なので、少しは出勤したい
  • 半育休を使って、ユニクロで給付金の上限まで働きたい
  • 4万円分は働いても給付金は減額にならないので調整してる

→月に5日間出勤して「給付金+勤務」で20万円の収入になった。

2人目:滝川さん(女性)

  • 28歳で趣味はブログ作成と動画編集
  • ユニクロの正社員で勤続5年
  • 第1子が誕生するので育休をとる
  • 給料は20万円
  • 育児給付金は20万円の67%なので、約13万円支給される
  • 金銭的に不安なのでクラウドワークをすることに
  • 子供が寝ている間はパソコンで作業
  • youtubeのサムネを作ったり字幕を入れるバイトをしている
  • クラウドワークは給付金の制限対象外なのでどんどんやる
  • ニーズもあるので結構稼げた
  • 自宅にてパソコンで作業、動画編集の副業で10万円稼いだ。

→毎日3時間作業して「給付金+副業」で23万円の収入になった。

3人目:小池さん(男性)

  • 35歳で趣味は筋トレ(ボディビル大会で入賞レベル)
  • ユニクロの正社員で勤続15年
  • 給料は30万円
  • 第1子が誕生するので、男性では珍しいが育休をとる事にした
  • 育児給付金は30万円の67%なので、約20万円支給される
  • 金銭的に不安なので、趣味をいかしてジムのインストラクターをやる
  • 1日8時間・10日間バイトして、給付金の上限まで働いた
  • 時給は2,000円なので16万円稼いだ
  • 時間と日数の条件は満たしたので給付金は減額にならない

→1日8時間・10日間のバイトで「給付金+他社での勤務」で36万円の収入になった。

何となくイメージ出来ましたでしょうか?

それぞれ再現性が高いものも低いものもあります。

  • なれた職場で稼ぐなら半育休
  • 時間も収入も自分のペースが良ければクラウドワーク
  • スキルを活かして高収入なら他社で勤務

ご自身のスキルを考えながらやってみると良いと思います。
女性の場合はクラウドワークの再現性が高いですし、何より体調優先でマイペースに出来るのでおすすめです。

わたしの30分、売りはじめます。あなたの30分、買ってみます。 +【タイムチケット】

【登録無料】「得意」を生かして副業しませんか?ココナラ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次