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介護と育児は同時にやってきます | 30代40代は準備が必要なダブルケアとは

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今回は30代~40代の方向けの介護と育児と仕事に関する記事です。

年齢が当てはまる方にはぜひ読んでもらいたいお話し。
事前準備と知識の共有。

  • 自助
  • 互助
  • 共助
  • 公助

こんな話を深堀していきます。
それではしばしお付き合いください。

目次

介護と育児は同時にやってきます | 30代40代は準備が必要なダブルケアとは

あくまで一例です。

20代半ばで結婚し、30歳前後で第1子を授かる。
夫婦の年齢は夫35歳・妻30歳
お互いの両親は60~65歳前後、ひとまず自分たちの身の回りの事は問題なく出来るくらい元気で今のところ大きな病気や怪我もない。

何となくありそうなシチュエーションですよね。

子供が幼稚園に入る事には妻も仕事に復帰し、幼稚園の送迎などはたまに両親に頼んだりする。忙しいけれど仕事も育児も両立出来ていて、経済的にも贅沢は出来ないが安定はしている。

両親と子供が健康であれば忙しいながらも充実した生活です。

両親が突然病気になり要介護状態に

前期高齢者、後期高齢者は何かしら体に不具合が出てきます。

  • 腰が痛い
  • 膝が痛い
  • 目が見えづらい
  • 物忘れ

一般的な老人性の症状です。

ただし症状が悪化すると変形性の膝関節症や白内障・緑内障。
認知機能の低下等生活に支障が出来てきます。

いままで仕事が忙しく幼稚園の送迎を頼んでいたが、急に頼めなくなってしまいます。
延長保育は金銭的にも余裕がなくなる。

仕事を時短にすれば迎えに行けるが、そうすると収入が減る。
家庭環境に支障が出てきます。

人は誰しも年を取ります。
体の状態に合わせたケアが必要になってきます。

しかし、自分たちの生活と両親の生活、さらには育児との両立となると体がもたなくなってしまうのが現状。

一体どうやって生活をしたらいいのでしょうか?

自助・互助・共助・公助

この4つの言葉を見たことがありますか?

それぞれの「助」の関係が重要です。
保険制度や福祉の制度、お金で買えるサービス。

知らない人も沢山いますが、医療介護育児関係のサービスは沢山あります。
4つの言葉を解説していきます。

自助(個人)

全ての基礎となるのは自助です。
自分主体で心構えをもって生活をする事。

自分の能力にあった生活をする事。
要介護状態にならないように自分で予防する事。

自ら進んでリハビリ等を利用し、自立した生活を目指すこと。
自分の尊厳を保持する事。

このような意味があります。

自発的に自分の生活を改善する力を身につける事です。

互助(隣人)

戸建てに住んでいる方は、両隣と向かいの方の名前や世帯の構成はご存知でしょうか?
集合住宅に住んでいる方は、両隣と上下に住んでいる方の名前はご存知でしょうか?

恐らくこのご時世だと知らないと思います。
地域の自治会に参加していたり、マンションの会議に出ている方も少ないと思います。

今後最も大事なのは、この互助の力です。

同じ趣味を持つ者同士や価値観を持つもの同士。
お互いが解決しあう力が必要になってきます。

地元の飲み仲間でも良いですし、NPOなどのボランティア活動の仲間でもいいです。
幅広い形態で良いので、近隣とのかかわりを持つことが大切です。

近年は若い世代を中心にSNSを利用し、盛んに交流会や勉強会がおこなわれています。
「医療介護の勉強会」などで検索すると沢山出てきますね。

共助(保険)

恐らく4つの力の中では一番難しいところ。
保険制度については知らない人が損をする仕組みが沢山あります。

医療保険や介護保険制度。
年金、社会保障などなど。

自分で調べないといけない、もしくは自分で申請しないと貰えない助成金なども沢山あります。

特に介護分野に関わるサービスについては、その職業に就いていても理解するのは至難の業です。専門家でもわからないことが沢山あるので、一般の人はもっとわかりません。

介護関係は明日は我が身の分野なので、今の家から情報収集をしてもいい領域ですね。

公助(行政)

上記の3つではフォローできない事が沢山あります。
そんな時は公助、つまり行政の力です。

税金による負担ですので、主に生活保護やネグレクトの対応等がわかりやすいですね。
生活困窮者に対する最後の助けです。

こちらから申請してもなかなか行動するまで時間がかかります。
やはり細かいルールがあるので、迅速な対応が難しいのが現実ですね。

それぞれの【助ける】関係性

基礎となるのは自助です。

自助を支えるための互助、互助でフォロー出来ないものは共助。
最終手段は行政の力を借りて公助。

つまりいきなり公助に頼ろうとしても申請が下りない事がほとんどです。
近年生活保護の認定は厳しくなっています。

それこそ難病で自分で動くことが出来なく、身寄りもいない。
資産も底をつきそうな位でないと認定がおりません。

それ以前に予防的に互助や共助を利用して自立した生活を維持することが大切です。

育児と介護は妊娠中から起きる

妊娠がわかると今は第何週かな?と毎日意識するようになります。
妊娠の初期、特に9~10週前後になるとつわりもピークを迎えます。

常に車酔いをしているような状態で、人の事など構っている余裕はありません。
自分の身の回りの事をやるのを精一杯。

夫に任せられるものはすべてお願いするのが良いのですが、共働きだとなかなか分担も出来ません。

更には両親の体調が悪い状態だとサポートを受けるのも難しい。

現在30代~40代の夫婦にとって良くある問題です。
友人や近隣の方とも特に交流が無ければ、サポートするサービスを利用するのも一つの手です。

自費にはなりますが、手間をお金で買うと割り切ってしまえば、体力も精神的にも少し楽になります。

つわりが重度で動けないような場合は、家事代行や食材の宅配の利用がおすすめです。
常に吐き気がある状態だと、スーパーに行くだけで気分が悪くなります。

最近の食品の配達サービスは、食材をカットした状態で送ってくれたり、お弁当の状態で冷凍で配達してくれるところもありますので、妊娠中・特に悪阻が酷いときのみ利用するのも賢い使い方ですね。

まとめ

育児と介護と仕事のケアについて。
まだ自分には関係のない話しと思わずに。

年は人間平等にとります。
病気についてもいつ起きるかわかりません。

介護や育児はなかなか人には頼みずらいけれど自分の体は限られています。
公的なサービスについてはなかなか調べても情報が出てきません。

地域には必ず、「地域包括センター」という相談窓口があります。
まずはそこに行ってみるのもありです。

育児に関する事であれば地域の保健師へ相談ですね。
自費のサービスについてはネットにも沢山情報は出てきました。

  • 家事代行
  • 訪問看護
  • ヘルパー
  • 訪問マッサージ
  • 宅食・配食

このあたりのキーワードで調べて情報収集してみると良いですね。

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