
どうしたらよくなるのか、先輩のお母さんに聞いたり、インターネットで検索したりしました。
しっかりふいても丁寧に洗っても悪化していき、お尻回りがさらに真っ赤に荒れてきて、だんだん血が出て皮も剥けてきてしまいました。
毎日授乳で夜も何度も起きて疲れが取れなくても、丁寧にオムツを替えてこんな頑張っているのにどうしてだろう。
自分も辛いけれど赤ちゃんも辛いはずだから、どうにかしてあげたいと思いました。
おむつかぶれが酷すぎてどうにかしてあげたい
産まれてすぐの頃は産院でもらったコットンをお湯に浸して使っていました。
しかしコットンをお湯につけて毎回使うのが大変だったことと、赤ちゃんには市販のおしりふきをつかって拭いているイメージがありました。
そのため、産院のコットンを使い切ってから市販のお尻拭きを使い始めました。
成分などをよく見てなるべく余計なものが入っていないおしりふきを選びました。
すぐ手に取れて、潤いもあり、便利だったので丁寧に拭くために何枚も使ってよく拭いていました。
ほうじ茶コットンでお尻をキレイに!
おしりふきで毎回よく拭いてもよくならず、かかりつけの病院に診てもらうことにしました。
小児科の先生からは、オムツかぶれは赤ちゃんには誰でも起こること、市販のおしりふきでは赤ちゃんの肌が負けてしまうかもしれないことを教えてもらいました。
先生からは番茶やほうじ茶でひたしたコットンを使うとオムツかぶれの予防になるからやってみてとアドバイスをもらいました。
そこで小児科の先生に教えて頂いた方法を試すことに。
ほうじ茶を煮出して、コットンを浸し、容器に入れて常に使えるようにしておきます。
毎回洗い流すのが1番ですが、寒い時期や夜など、おしっこうんちのたびに洗い場に行くことは大変です。少しの間だけ寝させてほしい、でもオムツかぶれがひどいから洗わなくちゃいけない、つらい。
その際ほうじ茶コットンがあれば便利です。
多めに水分を含ませておき、おしっことウンチ洗い流すように拭くようにします。
紙おむつがあわなかった
小児科で診てもらってから少しずつ良くなりながらもオムツかぶれは続いていました。
まだ他にも原因があるのかな、皮膚の専門家に聞いた方が早く良くなるかもしれない。
今度は皮膚科に連れて行きました。
医師から「オムツの素材自体が肌に合わないのだろう」と言われました。
生まれたばかりの赤ちゃんはみんな肌が弱いですが、息子はさらに生まれつき肌がとても弱く、オムツの素材に肌が慣れないから、かぶれるのだろうとのことでした。



布オムツは洗うのが大変そうだったので、退院後もずっと紙オムツにしていました。
今はオーガニックコットンの紙オムツなどがありますが5年前はあまり出回っていなかったので、パンパース紫色のパッケージ「肌にいい」という方を使っていました。
息子は赤ちゃんの頃、足に小さな赤いプチプチとした発疹ができたので小児科に通院しました。
柔軟剤が合わないのではないかと言われ、赤ちゃんの肌にもいいというサラサという洗剤に変えると治りました。
この頃は、子どものためになるべく肌にいいものを探さなくてはとネットを検索したり、雑誌を見たりして余計疲れてしまっていました。
子どものためなら何でもしてあげたいと思う母心ですが、頑張りすぎないで、できる範囲で子どもの肌に合うものを使うことが大切なのだと思います。
そのため私は、布おむつにはせずなるべく肌にいいという紙オムツを選び使い続けました。
ほうじ茶コットンを使いながら皮膚科の薬を毎日丁寧に塗っていくと段々とただれていたところがよくなり、皮がむけたところもキレイな新しい皮膚になりました。
5歳になった息子は今も肌がとても弱く、汗疹や蕁麻疹がすぐにできてしまうなどと肌トラブルが多い子です。
毎回ほうじ茶コットンを作るのが大変。
おむつかぶれは薬だけではなかなか良くならないと思います。
予防することもとても大事なのだと思います。
市販のお尻拭きはとても便利ですが、肌が弱い赤ちゃんのうちは何度も使うことでうちの子どものように荒れることもあると思います。



ほうじ茶コットンを使って、少しでもおむつかぶれを予防しよう
赤ちゃんのおむつかぶれは、ほとんどの人が経験すると思います。
いろいろな保湿剤を試してみたり、ネットを検索したり、本当に疲れてしまいますよね。
小児科や皮膚科に通院して何が原因なのかまずは相談しましょう。
原因が分かり、薬も処方されたら、お医者さんの話をよく聞きながら、ほうじ茶コットンでおしりを拭いて、悪化しないように予防しましょう。
オムツかぶれがこれ以上ひどくならないように予防しながら、お薬でしっかりと直し、繰り返さない環境を作ることが大切です。